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泌尿器科について
「最近、水をよく飲むようになった」「何度もトイレに行く」「尿の色が変わった」などの症状はありませんか?これらは、泌尿器の異常によって現れる代表的なサインです。泌尿器科では、腎臓・尿管・膀胱・尿道といった尿の生成・排泄に関わる臓器、さらに前立腺や子宮などの生殖器も含め、広く診察・治療を行います。泌尿器の疾患は症状が多岐にわたり、内科・外科どちらのアプローチも必要になる場合があります。京都市伏見区のひさだ動物病院では、一頭ごとの体質や状態に合わせた柔軟な治療選択を行っています。
こんな症状はありませんか?
- 水をよく飲む/飲水量が増えた
- 尿の回数が多い、トイレに何度も行く
- 尿の量が多い、または極端に少ない
- 排尿時に痛がる、鳴く
- 血尿や濁った尿が出る
- トイレ以外の場所で排尿する
- 嘔吐、食欲不振、体重減少
- 毛ヅヤの悪化、元気がない
これらは、慢性腎疾患・膀胱炎・尿道閉塞・結石・腫瘍などのサインである可能性があります。
犬と猫に多い泌尿器科の病気
慢性腎疾患(CKD)
特に高齢の猫に多く、10歳以上になると発症率が急増します。初期には症状が出にくいため、健康診断で偶然発見されるケースも少なくありません。症状としては、多飲多尿、嘔吐、体重減少、食欲不振、毛ヅヤの低下などが見られます。 早期発見のためには、定期的な血液検査・尿検査・画像検査が重要です。
膀胱結石・尿道結石
犬や猫の尿に含まれるミネラル成分が結晶化し、結石となることで膀胱や尿道に障害を引き起こします。頻尿、血尿、排尿困難、痛みなどの症状が現れ、結石の大きさや種類によっては緊急手術が必要になることもあります。食事療法や抗生剤によって溶解可能なタイプもありますので、結石の分析・検査が治療方針の決定に重要です。
猫下部尿路疾患(FLUTD)
猫に非常に多く、特にオス猫は尿道閉塞を起こしやすいため注意が必要です。尿が出にくい、頻繁にトイレに行く、排尿時に鳴く、血尿が出るなどの症状が見られます。放置すると尿毒症に進行し、命に関わる危険性もあります。原因には、ストレス・食事・水分摂取不足・トイレ環境の不備などが関与しています。治療は内科的管理が中心ですが、重度の尿道閉塞には外科処置も検討します。
膀胱炎
細菌感染や結石、特発性(原因不明)によって発症し、排尿困難、頻尿、血尿、排尿時の痛みなどを引き起こします。慢性腎疾患や糖尿病などの他疾患が原因となることもあり、背景疾患の精査とともに再発防止策を立てることが大切です。
尿路結石症
尿路(腎臓〜尿道)のどこかに結石ができる状態で、特に膀胱と尿道に多く発生します。尿の出が悪い、頻繁に排尿しようとする、尿が出なくなるなどの症状が現れます。尿が完全に詰まると、膀胱破裂や尿毒症のリスクがあるため、早急な対応が必要です。食事療法、薬剤、手術など、結石の性状と状態に応じた治療を行います。
膀胱腫瘍
犬で多く見られ、血尿・頻尿・排尿困難など膀胱炎に似た症状が出ます。悪性で転移しやすいことが多いため、超音波やレントゲンによる精査が早期発見の鍵になります。
生殖器系の疾患
これらの疾患は不妊手術を行っていない高齢の動物に多く見られるため、特に注意が必要です。
雄犬
会陰ヘルニア、精巣腫瘍、前立腺肥大や腫瘍、肛門周囲腫瘍
雌犬・猫
子宮蓄膿症、子宮内膜症、卵巣腫瘍、膣ポリープ、乳腺腫瘍など
当院での診療とサポート体制
京都市伏見区のひさだ動物病院では、泌尿器疾患に対して内科・外科の両面から対応しています。血液検査・尿検査・画像診断を組み合わせ、必要に応じて点滴・食事療法・抗生剤・外科処置などを選択します。また、泌尿器症状は他の病気が関与していることも多いため、総合的な視点で診断・治療を進めてまいります。
当院までご相談ください
泌尿器の病気は、初期は「水をよく飲む」「トイレの回数が多い」などの些細な変化から始まります。気づいたときには症状が進行しているケースも少なくありません。大切な命を守るためにも、「いつもと違うな」と思ったら、どうぞお早めにご相談ください。









